べっ甲とカメオの融合
べっ甲とはタイマイの甲羅を利用した加工工芸品のことです。 タイマイは熱帯産のウミガメの一種で、体長1mに及ぶ大きなものもいます。 タイマイの甲羅は糸のこなどで型打ち・型切りされ、削られていき、 そのパネルを張り合わせることで加工していきます。 張り合わせは高い技術を必要とします、万力や金板を使って熱を加えて行う 加工なのですがこの張り合わせや精緻な彫刻に特徴がある技術を べっ甲細工と呼びます。 (べっ甲…英語ではTortoiseshellと呼ばれます。) |
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